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2022.02.04

行政との懇談会・組合員レポート①

組合員活動

安心して暮らせるまちづくりを行政と一緒になって

 昨年11月から12月にかけて、県内10市の首長・副首長にご出席いただき、生協組合員と行政との懇談会が開催されました。この懇談会は、今回で26回目となり、首長と住民(生協組合員)が「くらしをよくするためのテーマ」を話し合い、お互いの理解をすすめながら、行政との協同活動や住民の声を反映させた住みよい街づくりにつながることをめざしています。

 今回の懇談会では、それぞれの市でテーマを設けて話し合いが行われ、参加した組合員さんから報告をいただきました。(※掲載は開催順)

 

岩国市 「子育て支援・快適にくらせる町に」

 子どもの発達の事で悩んだり困ったりした時の岩国市の支援についてお伺いしました。市長から発達障害だけでなく、岩国市に住むすべての人がお互いの多様性を認め合い、幸せに暮らせる街にしていきたいというお考えを聞く事ができました。また、新しく建設される道路は、救急や災害時の際にも役立つというお話も聞け、有事の際の備えとして安心感が高まりました。これからも、住みよい街作りのためにお互いに出来ることをしていきたいなと思いました。

柳井市 「子育て世代における地域の居場所づくり」

 柳井市とは、地域活性化包括連携協定を締結したばかりで、協働できる事をさらに具体的にしていくことをテーマに意見交換をさせていただきました。市長より、子どものふれあいと環境教育を目的とした平郡島での海岸漂着ゴミ回収のお話を伺いました。生協からは、市の施設の改善要望や柳井商業高等学校跡地の活用事業への期待をお伝えしました。子育て支援プレゼント企画やコープ共済デザインの母子手帳のカバー採用にも快諾していただきました。

下関市 「環境について」

 ごみ出しのマナーやプラスチックごみをテーマに、組合員が環境ニュース「身近なごみのこと考えてみよう」を発行したことをご紹介しました。ごみはきちんと分別されないと、仕分けなどに余計な経費がかかることを市長からお聞きし、ごみの分別について家庭でできることや、ルールの徹底について話が盛り上がりました。これからも行政とのつながりを大切にしていきたいと思いました。

光市 「子育て世代における地域の居場所づくり」

 2005年から「おっぱい都市宣言」として、市民が必要とする相談窓口や事業が充実していることが理解できました。母子手帳と一緒に配布される情報誌「チャイベビ」について多くの意見交換ができ、私たちの疑問にも答えて頂きました。光市で子どもを産み育てたいと思う市民が増え、今より街が発展していくためにも、生協の事業や組合員活動を通して、くらしやすい街づくりにお手伝いができるよう活動を進めていきたいと思います。

防府市 「子育て支援について」

 防府市独自の子ども・子育て支援「ほうふっ子パッケージ」の取り組みや、いち早く子どもたちの学習にICT環境を整えられたお話などをお聞きしました。妊娠前から出産・子育てまで、子どもの健やかな成長のための切れ目ない支援は、防府市で安心して子供を産み育てられる環境がしっかりサポートされていることを感じました。今後、行政と生協の事業や組合員活動で一緒に取り組めることを協議しつながりを深め、より住みやすいまちづくりを進めていきたいと思いました。

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